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阪神・糸井、パワー天井知らず弾!ザ・打った瞬カ~ンG倒13号

阪神・糸井、パワー天井知らず弾!ザ・打った瞬カ~ンG倒13号

特集:
糸井嘉男
背中が反り返るほど強振した糸井。まさに超人級の特大弾だった(撮影・山田喜貴)

背中が反り返るほど強振した糸井。まさに超人級の特大弾だった(撮影・山田喜貴)【拡大】

 (セ・リーグ、巨人2-3阪神、18回戦、巨人11勝7敗、9日、東京D)だから超人や! スゴすぎる! 阪神・糸井嘉男外野手(37)が八回、東京ドームの天井に当たり、右翼最上部にある看板の上を直撃する推定145メートルの超特大13号V弾を放ってみせた。同ドームで今季初のカード勝ち越しを決め、広島の優勝マジック点灯を阻止。巨人相手に右腓骨骨折も何の。頼れる4番が3安打と完全復活や!

 常人なら体がブッ壊れるほど振った。華麗にバットをぶん投げ、自信満々に見送る。東京ドームの天井に当たるほどブッ飛んだ糸井の打球は、右翼バルコニー席のさらに上の看板上部に突き刺さった。鳥肌モノの推定145メートル弾。巨人を、真夏の敵地での相性の悪さも、ひと振りでブッ壊した。

 「勝ってよかった。人生最高の一発? それぐらいの当たりやったね」

 満面の笑みで通路に姿を見せ、自画自賛だ。飛距離も、チームにも大きすぎる一撃だった。2-2の八回に2番手・沢村と向き合い、2ボールからの150キロを一閃。インパクト、フォロースルー、バット投げ-。虎党だけじゃない。糸井自身も酔いしれた。右腓骨の骨折が完治していないはずが、超人的な決勝13号ソロだ。

 ボコッ!! と壊れそうな音を立て、かすめたのが「壊す力は、生む力」をキャッチフレーズとする、建物解体業者「NABEKAI・」の看板。ひと振りでGの思惑も破壊したのも、何かの因果か。そして、バルコニー席にガンッ! と落ちた白球を拾った男が、さらにすごかった。家族3人で観戦に訪れていた、帝京大学医学部外科、英国オックスフォード大学の医学博士・新見正則氏(59)だったのだ-。

 博士は2013年に「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に贈られる、イグノーベル賞を受賞したサイエンティスト。まさに“ブッ飛んだ頭脳”の持ち主だ。そんな男を「いつも試合では飛んで来ないよ!」とたまげさせた。この日は本塁憤死などで得点にこそつながらなかったが、他にも得点圏で2安打を放っていた。そして極めつけの奇跡の弾道で、今季6度目の猛打賞とした。

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  • 糸井の打球は東京ドームの天井をかすめて、右翼最上部の看板上部を直撃した
  • ヒーローインタビューへ向かう際にトラッキーとハイタッチをする阪神・糸井=東京ドーム(撮影・岩川晋也)
  • 8回、本塁打を放った糸井を出迎える阪神・金本監督=東京ドーム(撮影・山田喜貴)
  • 8回、ソロ本塁打を打ちベンチ前でハイタッチをする阪神・糸井=東京ドーム(撮影・岩川晋也)
  • 8回勝ち越しのソロ本塁打を放ち、バットを豪快に放り投げる阪神・糸井=東京ドーム(撮影・大橋純人)
  • 6回、安打を放つ阪神・糸井=東京ドーム(撮影・山田喜貴)
  • 1回、安打を放つ阪神・糸井=東京ドーム(撮影・山田喜貴)
  • 先発の阪神・秋山=東京ドーム(撮影・荒木孝雄)
  • 9回、死球を受ける阪神・北條=東京ドーム(撮影・岩川晋也)
  • 6回併殺打に倒れ、ヘルメットを投げ捨て悔しがる阪神・ロサリオ=東京ドーム(撮影・大橋純人)
  • 阪神・糸井の8月アットバット
  • 阪神・今季東京ドームでの巨人戦あゆみ
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