8回、投球する阪神・藤川=東京ドーム(撮影・岩川晋也)【拡大】
(セ・リーグ、巨人2-3阪神、18回戦、巨人11勝7敗、9日、東京D)勝利の方程式の八回は藤川がゼロに抑えた。一死から阿部に右翼線二塁打を浴び、続く長野との勝負は避けて歩かせた。あえて逆転走者を許したが、その後の代打攻勢を冷静に抑え込んだ。「4番が打った時は勝たなければいけないでしょ。特に昔から巨人戦は4番が打ったほうが勝ってきた。きょうも糸井が打ったしね」。「伝統の一戦」の舞台で投げ続けてきた藤川だからこそ知る勝負勘が、勝利の要因の1つだ。
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