2018.8.6 05:02

中央学院散る…二刀流・大谷、打者でプロへ/甲子園

中央学院散る…二刀流・大谷、打者でプロへ/甲子園

大谷は一回の打席で左犠飛を放ったものの、登板することなく終わった (撮影・彦野公太朗)

大谷は一回の打席で左犠飛を放ったものの、登板することなく終わった (撮影・彦野公太朗)【拡大】

 第100回全国高校野球選手権大会第1日第2試合(済美5-4中央学院、5日、甲子園)最速145キロ、高校通算33本塁打の二刀流で注目された中央学院(西千葉)のエース、大谷拓海投手(3年)は「4番・右翼」で出場。一回に一時は勝ち越しとなる犠飛で1打点を記録したものの、3打数無安打に終わった。

 登板することなく4-5で敗れ、「西千葉大会はみんなのおかげで勝ち進んだ。甲子園では自分が助けたかったけど、打てなくて申し訳ない」と涙をこぼした。

 5月の練習試合で頭部に打球を受け、頭蓋骨を骨折。父・昭彦さん(47)は「ICU(集中治療室)で寝ている姿を見ているから、歩いたところを見ただけでも感動しました」と当時を振り返る。大けがを乗り越えて春夏連続出場を果たしたが、大谷は「今は西村の方がいい投手」とマウンドへの思いを断ち切った。その西村が四回までに5失点。八回に1点差まで追い上げたが、及ばなかった。

 今後に向けては「打者に専念しようと思います。プロ志望届は出したい」。不完全燃焼に終わった最後の夏を糧にプロを目指す。 (川並温美)

大谷について楽天・後関スカウトグループマネジャー「けが明けでも柔らかな打撃は魅力。リストワークのいい打者」

同じく日本ハム・岩館スカウト「積極的な打撃で逆方向に強く飛ばす力を持っている。きょうは体が回復途上だと思った」

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  • 8回、三振に倒れた中央学院・大谷=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
  • 先発の中央学院・西村=甲子園球場(撮影・萩原悠久人)
  • 済美戦に先発した中央学院・西村=甲子園
  • 戦況を見守る中央学院・相馬監督=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
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