2018.8.4 13:00

【球界ここだけの話(1352)】オリックス・アルバースが「ラリーキャップ」で鼓舞、チームの勝利を最優先

【球界ここだけの話(1352)】

オリックス・アルバースが「ラリーキャップ」で鼓舞、チームの勝利を最優先

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サンスポ記者の球界ここだけの話
オリックス・アルバース

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 なんとか流れを変えたい。オリックスのアンドリュー・アルバース投手(32)はその一心で、周囲を驚かせる行動に出た。

 1日の楽天戦(京セラ)。先発して7回を3安打1失点と好投しながらも、その後、チームは同点に追いつかれ、2-2のまま今季14度目の延長戦に突入。ベンチに腰掛けるアルバースは、戦況を見つめながらメジャー流の願掛けを行った。

 帽子をつばが上に向くようにかぶり、まるでウルトラマンのような姿に。しばらくすると、お次は帽子を裏返し、裏表が反対の状態でかぶった。不思議な行動をテレビ中継のカメラが何度も映し出す。インターネット上でもちょっと話題になった。

 なぜ、あのような行動に出たのか。アルバースは「点を取ってほしいときにやるおまじないだよ」と説明した。メジャーリーグをよく観戦される方はご存じだと思うが、これは「ラリーキャップ」と呼ばれる応援の仕方。チームの逆転勝利を願い、「試合をひっくり返す」という意味を込めて、帽子を裏返したりと個性的なかぶり方をするというものだ。

 「あれをやったからといって、何かを失う訳じゃない。何かをやってみよう、と。今回はうまい方向にはいかなかったけどね」

 決してふざけているわけじゃない。チームに勝ちを呼び寄せるべく、アルバースは「ラリーキャップ」を行った。今季はここまでチームトップの9勝1敗。直近5試合は勝敗が付かず、球団の外国人投手では2006年のデイビー以来となる2桁勝利目前で足踏みしている。ただ、左腕は「ずっと言っているように自分の勝ち星よりも、チームの勝利に貢献したい」と意に介しない。

 最優先はチームが勝つこと。ジェントルマンな助っ人に、次こそは10勝目をプレゼントしてもらいたい。(西垣戸理大)

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