2018.8.3 08:00(1/2ページ)

【小早川毅彦のベースボールカルテ】高校野球は金属バットから木製バットに戻す時期にきた

【小早川毅彦のベースボールカルテ】

高校野球は金属バットから木製バットに戻す時期にきた

特集:
小早川毅彦のベースボールカルテ

 夏の甲子園大会が5日に開幕する。今年の地方大会は、よく点が入るなという印象を受けた。北大阪大会決勝は大阪桐蔭が23得点で圧勝し、石川大会決勝でも星稜が22得点。大逆転という試合も多かった。

 近年は筋力トレーニングなどで打力が向上し、1番から9番までフルスイングという高校も少なくない。その分、投手の負担が大きくなり、かなり無理をしなくてはいけなくなっている。加えて異常なほどの猛暑。スタンドで熱中症にかかった話をよく耳にしたし、西東京大会決勝では、敗れた日大鶴ケ丘のエースが表彰式の後に熱中症で病院へ搬送された。

 筋トレも大事だが、いくらパワーアップしても技術が伴わなければ上のレベルでは通用しない。これらをふまえて、高校野球は金属バットから木製バットに戻す時期にきたのではないかと思う。

 木製は芯に当たらないと、ボールは遠くへ飛ばない。振り回す力とボールを芯で捉える技術が必要で、金属より打者の能力差がはっきりと出る。

 中学から本格的に野球を始めた私は、PL学園高まで金属を使用していた。法大では木製だったが、影響も戸惑いもなかった。理由として、試合がない冬場は竹バットで打撃練習を行っていたことが挙げられると思う。

【続きを読む】

  1. サンスポ
  2. 野球
  3. 高校野球
  4. 【小早川毅彦のベースボールカルテ】高校野球は金属バットから木製バットに戻す時期にきた