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【虎のソナタ】「そりゃあないぜ」…虎よ顔上げろ

【虎のソナタ】

「そりゃあないぜ」…虎よ顔上げろ

特集:
虎のソナタ
1969年8月1日、虎のエース・村山実は長嶋茂雄からカーブで通算2000奪三振を達成

1969年8月1日、虎のエース・村山実は長嶋茂雄からカーブで通算2000奪三振を達成【拡大】

 (セ・リーグ、中日8-5阪神、15回戦、中日8勝7敗、1日、ナゴヤD)37歳と19歳…松坂大輔と才木浩人の間には18年の河が流れている…。

 その松坂が20年前の甲子園で8月22日、京都成章を相手に決勝戦であの夏の日をあびて笑顔を浮かべてノーヒット・ノーランを演じた。

 その時、神戸の病院では同じ甲子園のマウンドで常に悲壮感を漂わせてきた阪神の永久欠番11の村山実が静かにガンで旅立っていった。

 それを想いながら…あらためてナゴヤドームのマウンドを見つめると…そこには“甲子園の松坂大輔”はいない…。笑顔もない…。5回で94球、四死球6…なんども彼は自らこぶしをにぎりしめて自分に怒りをぶつけた。♪歌を忘れたカナリアは…しかし失点は2だ。阪神は不思議な“拙攻”のまま…だ。

 この春、沖縄・北谷の中日キャンプで初めて“ナマ松坂”を見て感激したトラ番竹村岳は「今日、僕はその松坂投手のピッチングを生まれて初めてみるんです!」と声をふるわせていた。なにしろ竹村は中学時代にまったく野球に興味のない友人の部屋で印刷された松坂のサインボールをみつけて、これ、俺にくれない? 友人はああイイよ…エッ、本当! そのボールをずっと大切にしていたほどだ…。

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