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【虎のソナタ】若虎は彷徨しているのか

【虎のソナタ】

若虎は彷徨しているのか

特集:
虎のソナタ
ナゴヤ球場での試合に臨んだ矢野2軍監督。中日時代の思い出が染み込んでいた

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 (セ・リーグ、中日7-2阪神、14回戦、7勝7敗、31日、ナゴヤD)秋立つや 川瀬にまじる 風の音…(蛇笏)

 もうあと1週間で「立秋」(7日)です。昔はネ、ちょっとまともな地球でして…暑いけれど吹く風や 流れる雲、水辺の風景にもなんとなく秋の気配があった…。なのになんですか? 最近のはしたない季節感は…。

 はしたない…といえばいろんなスポーツ界のボスのハシタナイ行為や話題が続出して…すっかり気分は“立秋”です。

 道ばたにこの夏に精いっぱい鳴き続けたあと息絶えたセミの姿に思わず両手をあわせた。申し訳ないと思いませんか…。あの短い命を必死で鳴き続けて…息絶える。なんかいくらミジメな試合になってもあきらめず、絶叫するファンの皆様の純な姿とダブります。

 昼、竹村岳記者はウエスタン・中日-阪神をナゴヤ球場で取材しました。当然のことながら矢野2軍監督にとっては若くて星野仙一監督にみっちりとしごかれた頃の思い出深い球場なのです。

 竹村に矢野2軍監督はシミジミとナゴヤ球場での暑き夏の日々を思い出して「うれしいこともあったけど、辛いことの方が多かったかなぁ…若手のころはほんまに必死やった。今のお前らもそうやろ…」と語ってくれたそうだ。

 「高木監督の1994年の中日-巨人の史上初の130試合目の最終戦での『優勝決戦』の舞台。あの時は8月18日巨人にマジック25が点灯して…それから中日は8連敗した。巨人との差9・5で一度は諦めかけた…それをみんなで士気を鼓舞して長嶋巨人を追い詰めてなぁ…」。まさに劇的な最終決戦となって…生真面目な高木監督は修行僧のような表情。長嶋さんは「国民的行事です」なんてルンルン気分でナゴヤ球場に乗り込んできたのは多くの皆様は記憶にあるだろう。

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