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【佐藤春佳のスポーツブレーク】トレード成立裏話、破談はその5倍

【佐藤春佳のスポーツブレーク】

トレード成立裏話、破談はその5倍

特集:
佐藤春佳のスポーツブレーク
日本ハム・藤岡貴裕

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 今季は7月中だけで5件成立した〔4〕の「駆け込みトレード」が目立ったが、なかでも編成担当が一様に「驚いた」と口をそろえたのは、日本ハムとロッテによる岡⇔藤岡貴のトレードだ。他件の当該選手は市場でよく挙がっていた名前だというが、この2人はいわば“セール対象外”。「このレベルの選手を同一リーグに出せるのかと、インパクトがあった」(セ球団編成担当)という。

 トレードにはさまざまな思惑が働くが、2012年ドラフト1位入団の藤岡貴は、今秋ドラフトで上位指名候補の投手を多数抱える東洋大出身。当然リストアップしている日本ハム側にはもちろん、ロッテ側にも人材を生かし切れずドラ1が構想外となるより、新天地を見つけてあげる方がアマ側の心証がいいという利点もあり、今回のトレードは「ドラフト戦略を考えてもウィンウィン」との声を聞いた。

 「環境が変われば劇的に変わる選手はいくらでもいる。需要と供給で成り立つものだが、トレードは活発になった方がいい」と西武・渡辺SD。突然の転機に賭ける選手と、各球団のてこ入れ策の成否に今後は注目が集まる。

佐藤 春佳(さとう・はるか)

 サッカー、アマチュアスポーツ担当として2004年アテネ五輪、10年バンクーバー冬季五輪を取材。プロ野球は05-07年に巨人を担当し、13-15年はヤクルト担当キャップ。趣味は宝塚観劇。今年は野球遊軍。

  • ロッテ・岡大海
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