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【虎のソナタ】藤浪よ甲子園の「青春譜」思い出して!!

【虎のソナタ】

藤浪よ甲子園の「青春譜」思い出して!!

特集:
藤浪晋太郎
虎のソナタ
藤浪(右)は2軍の残留練習で笑顔を見せる。母校・大阪桐蔭の試合をどんな気持ちで見るのか…

藤浪(右)は2軍の残留練習で笑顔を見せる。母校・大阪桐蔭の試合をどんな気持ちで見るのか…【拡大】

 (セ・リーグ、ヤクルト-阪神=台風接近のため中止、28日、神宮)♪雲はわき 光あふれて 天たかく…きまぐれな台風12号がふらつきながら日本列島を横断する。阪神は試合中止で、虎戦士らは神宮の室内で汗をかいた。ちょっと水入りもいいのかも…。

 一方、高校野球も熱気をおびる。北大阪大会の決勝は30日に順延となり、大阪桐蔭と大院大高が激突する。タイガースの球史を飾った大院大高OBは江夏豊。今、あえぎながらその“足跡”を追う大阪桐蔭の春夏優勝投手藤浪晋太郎はどんな想いでこの決勝戦をみつめるのだろう。

 いつもこの季節に聴く大会歌はその年、その時、それぞれの人生を背中に感じて熱い…そして次の瞬間にハッとわれに返って“それにしてもわが虎は何をモタモタしとんねん”と舌打ち。

 歴史に「イフ・エニィ(もし…ならば…)」は許されないが、この日、東兵庫決勝に勝利した報徳学園の練習に、中学生時代の江夏豊が参加したことがある。だが「野球も勉強もせなあかん」ときいてあきらめ? その次に彼は超古豪・浪商(現大体大浪商)を訪ねた。彼が見学したのは、まだ阪急京都線茨木市駅の近くにあった頃だ。グラウンドの背後の土手を下級生はランニングの毎日…それが「大阪名物白虎隊」と呼ばれるほどハード練習なので…俺は白虎隊はいやや…と浪商もあきらめ、帰りに近くの大院大高をのぞいた。それが縁で熱血監督塩釜強と出会い…やがては今日の球史を飾るレジェンド江夏豊となったのである。

 男の人生というのはまことに不思議だ。もし彼が報徳に入っていたら…浪商で連日、土手の上を「白虎隊マラソン」ばかりさせられていたら…若き塩釜監督に出会うことはなかったのだ。

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