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【黒田正宏 軍師の断】阪神は甲子園で勝つため先制絶対許すな!

【黒田正宏 軍師の断】

阪神は甲子園で勝つため先制絶対許すな!

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黒田正宏 軍師の断
一回、菊池(手前)にいきなり先制2ランを浴びた岩田。絶対やってはいけない失点だった(撮影・門井聡)

一回、菊池(手前)にいきなり先制2ランを浴びた岩田。絶対やってはいけない失点だった(撮影・門井聡)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神1-3広島、12回戦、広島9勝3敗、24日、甲子園)なぜ甲子園で勝てないのか? 元阪神ヘッドコーチの黒田正宏氏(70)=サンケイスポーツ専属評論家=は「あまりに先手を取られるケースが多すぎる」と指摘。また、甲子園での被弾の多さにも言及。投手陣に喝を入れた。

 甲子園でずいぶん勝ってないな、という印象は強い。今月4日以来だから、トンネルは3週間近い。この現実は重く受け止めてもらいたい。これだけのファンが連日、球場を埋め尽くしてくれている。最も頼もしい味方である本拠地のファンを喜ばせるのは、プロ野球選手の使命なのだから。

 明確に指摘できるのは「先制されすぎ」。甲子園での最近12試合中、先制したのはわずか1試合だけ(16日の巨人戦は一回に1点先制)。異常なデータだ。本拠地は精神的に優位に戦える舞台なのに、先制されることによって、常に追い込まれた状態で戦わざるを得なくなっている。

 最近好調の阪神打線とはいえ、広い甲子園での乱打戦はそう望めない。だから、なおさら先制点の意味は大きくなる。この日の試合は、その象徴。一回、岩田がいきなり先頭・田中を歩かせて、続く菊池に2ランを浴びた。ヨーイドンでのビハインド。ナインが心のどこかで「またか」と沈んでしまったのではないか。

 岩田はトータルでいえば5回2失点だから、合格ピッチかもしれない。でも今の阪神では、先制点を許すことは、何が何でも避けなければいけない。味方が先制してくれるまで粘って粘って投げることが、先発投手の絶対任務だ。きょう以降の才木、藤浪らは肝に銘じてほしい。

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