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川端、プロ初サヨナラ弾!連夜のV撃でヤクルト3位導いた

川端、プロ初サヨナラ弾!連夜のV撃でヤクルト3位導いた

九回、川端は神宮の夜空に“勝利のアーチ”をかけた (撮影・長尾みなみ)

九回、川端は神宮の夜空に“勝利のアーチ”をかけた (撮影・長尾みなみ)【拡大】

 「俺、何やってんのやろ-」。何もできない自分に絶望した。くしゃみをするだけで腰が痛む。激痛で朝起きることさえできない。7つの病院へ行ったが、ほとんどの医師からは手術はすすめられなかった。それでも「これだけやって駄目なら手術するしかない」。最終手段だった。同年8月に手術を受けて復帰を目指した。だが、昨年はプロ入り初の1軍出場なしに終わった。

 家族の支えもあった。この日もスタンドから見守った妻・今日香さんには、野球ができないもどかしさから、当たってしまうこともあった。だが「そんなときも受け止めてくれた」と感謝は忘れない。「もう息子は自分がどんな仕事をしているかわかっている。早く元気な姿を見せたい」と、3歳の長男にも開幕前に決意を語った。

 五回終了時に300発が打ち上がった「神宮花火ナイター」2戦目は、川端の花火で締めた。小川監督は「みんながすごく粘ってくれた。投げるのも打つのも最後まで諦めなかった結果」と、選手の執念をたたえた。

 負ければ最下位だった試合で、後半戦2カード連続の勝ち越しを決め、3位タイに浮上。川端は「とにかく次の試合。勢いに乗って3連勝できるようにやっていく」と締めた。完全復活した男が、燕打線を引っ張る。 (横山尚杜)

データBOX

 〔1〕ヤクルト・川端がサヨナラ2ラン。サヨナラ本塁打は自身初で、サヨナラ安打は2015年4月24日の巨人戦(単打)以来3年ぶり2本目。
 〔2〕ヤクルトのサヨナラ勝ちは今季5度目で、サヨナラ本塁打で勝利したのは、6月28日の中日戦(九回に山田哲人)以来今季2度目。1シーズンに同一カードで2本のサヨナラ弾は昨年の中日戦以来で、5月14日(九回に荒木貴裕)と7月26日(十回に大松尚逸)に記録している。

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  • 笑顔、笑顔、笑顔。川端のサヨナラアーチで、神宮の本塁に歓喜の輪ができた(撮影・加藤圭祐)
  • 川端慎吾・最近5年の年度別打撃成績
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