楽天・今江【拡大】
プロ野球、元中日監督の落合博満氏(64)が22日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・0)の名物コーナー「週刊・御意見番」にゲストとして生出演。ロッテ・益田直也投手(28)から危険球を受けた楽天・今江年晶内野手(34)について、「おそらく死ぬまで引きずります」と語った。
番組では、18日のロッテ-楽天11回戦(ゾゾマリン)で、同点の八回に登板した益田が、今江への死球で危険球退場となった場面を取り上げた。ボールは今江の頭部付近を通過したが、実際にかすめたかは微妙な判定となった。
司会を務めるタレント、関口宏(75)が「当たってないですよ。なのに、どうして(今江は)頭を押さえるかな」と漏らすと、落合氏は「絶対、今江のほうが相手に『悪いなあ』っていう気持ちをずっと引きずりますよ。当たってないのに。まして頭じゃないでしょ、当たってても肩でしょ。実際、当たってないんだけども、それで相手の投手が退場になったっていうことは、ずっと引きずります。おそらく死ぬまで引きずります」と持論を展開した。「そんなに?」と驚いた関口に対し、落合氏は「野球選手って結構そうなんです」と明かした。
レギュラー出演の野球評論家、張本勲氏(78)は「投手がかわいそう。ロッテの井口監督、なんでアピールしないの。今江が元ロッテの選手だから遠慮したんじゃないの」と喝を入れた。落合氏が「捕手がベンチに『当たってないよ』と言ってやらないと」とこぼすと、関口は「捕手も『当たった』と思ったらしいといううわさもあります」と伝えた。