2018.7.21 08:00

【黒田正宏 軍師の断】阪神・秋山、逆球非常に多く緩急の活用遅すぎた

【黒田正宏 軍師の断】

阪神・秋山、逆球非常に多く緩急の活用遅すぎた

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黒田正宏 軍師の断
2回、DeNA・筒香に適時二塁打を打たれ肩を落とす阪神・秋山=横浜スタジアム(撮影・山田喜貴)

2回、DeNA・筒香に適時二塁打を打たれ肩を落とす阪神・秋山=横浜スタジアム(撮影・山田喜貴)【拡大】

 (セ・リーグ、DeNA10-3阪神、12回戦、阪神8勝4敗、20日、横浜)秋山の2軍戦での前回登板(9日)も見ているが、明らかな違いは微妙な制球だ。久々の1軍戦登板で、力んでしまったのかもしれないが、逆球が非常に多かった。秋山の場合、ストライクはいつでも取れるのだが、そのストライクゾーンの中での制球ができず、甘くなって痛打された形だ。

 二回の4失点も、きっかけは伊藤への死球。結果的に四球を与えていないが、下位打線の先頭打者への死球は、投手にすれば、絶対にやってはいけないミスといえる。

 打ち込まれたもう1つの原因が緩急。秋山の特長は、緩急で打者のタイミングをずらすことで、昨年、ブレークした。この日も一、二回の失点を反省して三回から大きなカーブを使っての緩急を取り入れ、下位打線は抑えることはできたが、少し遅すぎた。

 これで4戦勝ちなし。この間の秋山から感じるのは自信のなさ。マウンドのしぐさなども、堂々としていた昨年とは大きく違っている。勝てない→丁寧にいかなければ→小さくなる。そんな悪循環に陥っているように映る。気持ちの部分が大きい。一日も早く、去年のいい時の「自信」を思い出してもらいたい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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