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【科学特捜隊】打者・大谷の前半戦を分析

【科学特捜隊】

打者・大谷の前半戦を分析

特集:
科学特捜隊
大谷翔平
2018年:対左右投手別打撃成績

2018年:対左右投手別打撃成績【拡大】

 すでに苦手克服の兆しも見え始めている。7月10日(同11日)のマリナーズ戦では救援左腕から22打席ぶりの安打となる左前適時打を放ち、13日のドジャース戦では代打でまたも左腕から左中間二塁打。14日の同戦ではド軍のベテラン左腕、リッチ・ヒル投手(38)のカーブを見極め、四球で出塁した。

 前半戦では相手先発が左腕の場合は先発メンバーから外れるケースもあったが、エ軍のソーシア監督は「ここ数打席は左腕に対して球が良く見えている」と評価。大谷も「常にどうやったらうまくなるか考えて、今の打席よりも次の打席がよくなるよう工夫してやりたい」と前を見据えている。

 ハイレベルなメジャーの左腕を攻略してしまえば、ますます手が付けられなくなる。後半戦の大谷が、どう対応していくのか、どんな成績を残すのか、注目が集まる。

★データスタジアム社・佐々木浩哉氏

 「スピードが全てではない」という言葉もありますが、2013~17年のNPBでは、球速が上がるほど打者がバットに当てる難度は確実に上昇しています。130キロ台のコンタクト率88.3%に対し、160キロ台は72.1%に下がるのです。

 打者の選球眼にも影響を与え、速いほどボールゾーンのスイング率が悪化します。バットに当てることができても、長打となりにくいゴロの打球がほとんど。130キロ台のゴロ率39.2%に対して、160キロ台は71.1%。バットに当てにいく意識が強まるからと考えられます。

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  • 6月のレンジャース戦でハメルズの変化球に空振り三振を喫した大谷。左腕対策が後半戦の鍵を握っている(共同)
  • 大谷の左右別対戦打率
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