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【乾坤一筆】メジャー流フリー打撃が生む「合理的」打撃フォーム

【乾坤一筆】

メジャー流フリー打撃が生む「合理的」打撃フォーム

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆
長打力以上に驚かされたのは、打撃投手役の父親・ロンさんの投げる位置だった(AP)

長打力以上に驚かされたのは、打撃投手役の父親・ロンさんの投げる位置だった(AP)【拡大】

 衛星中継のテレビ画面に、吸い寄せられた。これか、と膝をたたいた。

 日本時間17日に米国ワシントンDCで行われたメジャーリーグ・オールスターのホームランダービー。優勝したのはナショナルズのブライス・ハーパー外野手(25)。その長打力以上に驚かされたのは、打撃投手役の父親・ロンさんの投げる位置だった。

 マウンドからホームベース寄りに前進。18・44メートルの中間地点まできているのでは、と思えるほどの至近距離。しかもそこからビュンビュンと、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ-。

 実は今春、メジャーのアリゾナ・キャンプを取材した江本孟紀氏(サンケイスポーツ専属評論家)に、その話を聞かされていたのだ。

 「アメリカのフリー打撃は、日本とずいぶん違う。コーチが余っている方の手にボールを3つ持ち、至近距離から間髪入れずに投げ込むんだ。日本のように、マウンドから降りてすぐの地点でもなければ、山なりのボールでもない」

 そこに、どういう意味があるのか。

 「アメリカのピッチャーは球が速いから、必然的に、ああなる。バッターには、足を高く上げるとか、勢いをつけて大きく踏み出すとか、バットを上にかざしてグルグル回すとか、そういう時間は与えられない」

 派手に動いていたら振り遅れる、ということ。

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