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【乾坤一筆】猛暑の中の地方大会…完全燃焼より健康第一で

【乾坤一筆】

猛暑の中の地方大会…完全燃焼より健康第一で

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆

 猛暑が続き、高校野球の地方大会で「選手の治療のために中断します」というアナウンスが多く流れている。中断時間の合計が1試合で1時間を超えた例もある。

 3度の治療を受けて、全力疾走できないのに打席に入った投手は試合終了後、こう話した。

 「どうしてもやり切りたかった。でも、足がつるだけでなく、腕もしびれていた」

 最終学年の夏に、強い思いがあるのは当然だ。「死ぬ気で」とか「死力を尽くす」というフレーズを使う選手もいるが、腕のしびれは危険な兆候であり、救急搬送や入院などにつながることもある。試合終了までプレーすることが「美学」とは捉えられない。

 指導者側に聞いた対策をまとめると、(1)水分とミネラルなどの十分な摂取(2)十分な休息、睡眠(3)猛暑に備えた練習を事前に行うこと-だった。高校野球は教育の一環だが、治療を受けている選手の控えに試合に出る準備をやらせる、ベンチ入り選手を含めた全員野球を促すといった策は見受けられない。

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