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巨人・菅野、球速“測定不能”山なり超遅球でファン沸かせた!/球宴

巨人・菅野、球速“測定不能”山なり超遅球でファン沸かせた!/球宴

特集:
菅野智之
そびえる山をバックに“山なりボール”を投じた菅野。観衆の度肝を抜いた (撮影・仲道裕司)

そびえる山をバックに“山なりボール”を投じた菅野。観衆の度肝を抜いた (撮影・仲道裕司)【拡大】

 マイナビオールスターゲーム第2戦(14日、全セ1-5全パ、全パ2勝、熊本)全セの菅野智之投手(28)=巨人=は、先発で2回を無安打無失点。山川穂高内野手(26)=西武=に山なりの超スローボールを投げるシーンもあり、熊本のファンを沸かせた。

 不敵な笑みを浮かべ、菅野は振りかぶった。一回、パの4番・山川への初球は、まさかの軌道を描き、ゆ~っくりと小林のミットに収まった。球速表示は出ず“測定不能”。ボールとなったが、観客をどよめかせた。

 「普段と違った対戦をお客さんが楽しみにしている。何か自分なりに考えて、盛り上がってくれればいいなと思った」

 これには山川も苦笑い。菅野は「難しいよ。一回も練習していないから」という“魔球”から4球連続ボールで四球を与え、「何の意味もなく終わってしまった…」と悔しがったが、圧倒的な投球でねじ伏せる普段と異なる姿で盛り上げた。

 一回先頭の柳田(ソフトバンク)には、予告通りの全球直球勝負。2球目、高めの146キロで二ゴロに抑えた。パの強打者を直球主体で封じ、昨年4月のヤクルト戦で3安打完封を飾った地で、しっかり実力も示した。

 試合前に地元の野球少年が「全国の皆さん、熊本は元気です!!」などとスピーチ。真剣に聞き入った菅野は「本来は僕たちが元気や勇気を届けないといけないけど、(スピーチに)また頑張ろうと思った選手はたくさんいると思う。野球を通じて募金活動などを続けていくのが、自分たちの使命」と胸を打たれた。決意を胸に、後半戦も全力で投げ続ける。 (谷川直之)

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