2018.7.13 12:00

【ダッグアウトの裏側】ドジャースの「SHP」ベンディットをツアーで直撃 ヤンキース時代からの変更情報も

【ダッグアウトの裏側】

ドジャースの「SHP」ベンディットをツアーで直撃 ヤンキース時代からの変更情報も

特集:
ダッグアウトの裏側
“スイッチ投手”ベンディットの雄姿(USA TODAY)

“スイッチ投手”ベンディットの雄姿(USA TODAY)【拡大】

 筆者がガイド兼添乗員を務めるサンケイスポーツ主催の『米大リーグ観戦ツアー』のため、カリフォルニア州アナハイムに滞在中。8日(日本時間9日)のドジャース戦ではエンゼルスの大谷翔平が決勝の代打本塁打を放ち、参加者には大満足の観戦初日となった。

 「お休みになっていたので質問できなかったんですけど、SHPってどういう意味ですか」

 大谷が故障者リストに入ってもキャンセルをしなかった方々なので、大リーグに対する知識欲が旺盛。不慣れな添乗員としての業務と時差ぼけで試合中に舟をこいでいた筆者の居眠りを指摘しつつ、ベンチ入りメンバーの表記に関する疑問をぶつけられた。

 これで返答ができなければアウト。名誉挽回を狙って、取材エピソードを次々と披露した。

 「右投手はRHP(Right-Handed Pitcher)で、左投手はLeftですからLHP。聞いたことがあるでしょうけど、彼はスイッチ(Switch)投手。だからSHPという表記なんです」

 ドジャースのSHP、パット・ベンディット(33)を初めて取材したのは、ヤンキースのマイナーリーグに所属していた2010年。当時撮影した動画は今もネット上に残っている。

 グラブはミズノ製で、左右どちらでも使用できる6本指の形状。父親のスイッチ投手としての育て方やスイッチ打者との対決が「1人の打者との対戦が終わるまで投げる手を替えてはならない」などのルール改正につながったと説明した。

 現地にいながら昔話ばかりするのは嫌なので、試合後にベンディットを直撃。右投げをヤンキース時代の上手からサイドに変更した理由などを聞き、今もミズノ製ながら、メジャーリーガーらしくホームとビジター用の2色が用意されたグラブを見せてもらった。

 新たに得た情報は、すぐツアーの参加者に提供。添乗員として至らない分を、自分にしかできないサービスでカバーしている。

田代学(たしろ・まなぶ)

サンケイスポーツ編集局次長。1991年入社。プロ野球や五輪担当などを経て、2001年から13年11月まで米国駐在の大リーグ担当キャップ。全米野球記者協会の理事や、13年ワールドシリーズの公式記録員を日本人記者で初めて務めた。米国での愛称は「ガク」。

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