2018.7.13 10:01

悲願の夏初出場へ酒田東が完勝発進!エース斎藤駿、6K完封/東北スポーツ

悲願の夏初出場へ酒田東が完勝発進!エース斎藤駿、6K完封/東北スポーツ

特集:
東北スポーツ
5安打完封で酒田東を2回戦進出へ導いた斎藤駿。緩急を生かした投球が光った (撮影・葉山理)

5安打完封で酒田東を2回戦進出へ導いた斎藤駿。緩急を生かした投球が光った (撮影・葉山理)【拡大】

 第100回全国高校野球選手権大会山形大会(12日、酒田東5-0新庄神室産、荘内銀行・日新スタジアム)山形大会が開幕し、開幕試合で酒田東が5-0で新庄神室産に快勝した。エース右腕の斎藤駿介投手(3年)が5安打完封の快投。安定感抜群の投球で初戦突破に貢献した。次戦は14日の2回戦(荘内銀行・日新製薬スタジアム)で山形城北と対戦する。一方、秋田大会も開幕。1回戦1試合を行い、秋田北鷹が大曲農を7-4で下し、3年ぶりに初戦を突破した。

 最後の打者を三ゴロに打ち取った斎藤駿を中心に、歓喜の輪が弾けた。酒田東が完勝で開幕試合を制し、2回戦へ駒を進めた。

 「少し緊張したけれど、先制点が大きかった。自分のできることを一つ一つやっていこうと思った」

 直球の最速は130キロほど。一回にその直球をきれいにとらえられ、「狙いをしぼられている」と判断。組み立てを変更した。

 カーブを織り交ぜ、緩急をつけたピッチングで相手を翻弄。得意のスライダーもさえ、凡打の山を築いた。114球を投げ、5安打2四球6奪三振で完封。打線も9安打で5点を奪い、エースを援護した。

 斎藤駿は2年時の昨夏、遊撃のレギュラーとして背番号「6」で出場。2回戦で酒田南に敗れ、涙をのんだ。

 昨秋から背番号「1」を背負い、エースとして君臨したが、昨年の秋季大会では地区予選で敗退。県大会に進めなかった。斎藤駿は「完投しても逆転負けしたり、勝ちにつなげられなかった」。悔しさを練習にぶつけてきた。

 県内有数の公立進学校でもある酒田東。私立の強豪ほどの練習時間は取れない。選手たちは練習終了後、自宅で自主トレ。斎藤駿も素振りに筋トレ、肩周りの強化などに励んだ。「冬には1日200球の投げ込みをしてきた。ピンチで強気のピッチングができるようになった」と成長を実感している。

 2回戦の相手はシード校で優勝候補の山形城北。斎藤和浩監督は「守備は100点だった。投手を中心に最少失点で抑えるのがウチの野球。シード校に立ち向かえるチームになった」と手応え。甲子園には1977年のセンバツに1度出ただけ。悲願の夏初出場へ、最初の関門を迎える。 (葉山理)

斎藤 駿介(さいとう・しゅんすけ)

 2000(平成12)年8月3日生まれ、17歳。山形県出身。西遊佐小4年時に遊佐ブルーファイターズで野球を始める。遊佐中では軟式野球部で、同2年冬から硬式の酒田ハーバーベースボールクラブに所属。酒田東では1年秋からベンチ入り。1メートル70、67キロ。右投げ右打ち。家族は両親と弟。

試合結果へ

  1. サンスポ
  2. 野球
  3. 高校野球
  4. 悲願の夏初出場へ酒田東が完勝発進!エース斎藤駿、6K完封/東北スポーツ