2018.7.12 05:01

脚光浴びるで!阪神D3・熊谷、“4盗塁祭”でフレッシュ球宴MVP宣言

脚光浴びるで!阪神D3・熊谷、“4盗塁祭”でフレッシュ球宴MVP宣言

ウエスタンではや20盗塁をマークしている熊谷。フレッシュ球宴でも走りまくる!

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 晴れ舞台でも、走りまくる! 12日のフレッシュオールスターゲーム(弘前)にウエスタン選抜の「2番・二塁」で出場する阪神のドラフト3位・熊谷敬宥内野手(22)=立教大=が11日、「最高で4つ決めたい」と盗塁でのMVP獲得を誓った。阪神からは他に同1位・馬場皐輔投手(23)=仙台大、同4位・島田海吏外野手(22)=上武大、3年目の望月惇志投手(20)が出場する。

 虎が誇る快足王が、みちのくのお祭りをジャックする。フレッシュとはいえ初の球宴という晴れ舞台。宮城県出身のルーキー熊谷が、東北の地でのMVP奪取へ、熱い意欲を口にした。

 「やってきたことの積み重ねだと思う。何も変えずに、それをしっかり披露するだけです。打つ方は期待されていないと思うので、盗塁でMVPを獲れれば」

 夢の舞台での盗塁-。鮮烈な記憶をファンの心に刻み込んだのは、松井稼頭央(西武)だ。球宴に初出場した1997年。最多記録となる1試合4盗塁を記録し、文句なしのMVPに輝いた。1軍の球宴とフレッシュとでは違うが、伝え聞いた熊谷は「すごいですね…。最低2つ、最高で4つ決めたいです」と目を輝かせた。

 ここまでウエスタン・リーグでは51試合に出場し、リーグトップの20盗塁。矢野2軍監督が掲げる「超積極的」を先頭に立って体現してきた。1軍でも15試合に出場し、3盗塁。持ち前の走力を武器に植田、北條らと遊撃の座を争っている。

 技術的に磨いてきたのは、スライディングの強さだ。天性の走力こそあったものの、スライディングで相手の二遊間をねじこむ強さがなかった。藤本2軍守備走塁コーチと二人三脚で歩んだ日々を、熊谷は「ベースの奥にもう一つ、ベースがある感覚」と説明する。送り出す矢野2軍監督も「盗塁はやって当たり前でしょう。ランニングホームラン(を狙う)とか、それくらい思い切ってプレーすればいい」と背中を押した。賞についても「獲れるものは獲ってきたらいい!」と、猛烈なハッパをかけた。

 「(MVPは)ほしいですけど、自分が全力でやった結果が結びついていくと思う。最初から獲りにいくというわけではなく、まずは勝たないと。勝ちたいですね」

 「2番・二塁」での先発が発表された背番号4。塁も、賞も、ファンの心も-。培ってきた俊足で、全てを奪ってみせる。 (竹村岳)

ウエスタン選抜の先発を任された阪神のD1位・馬場「楽しむだけです。打たれても抑えても、いい経験になればと思っています。MVP? 運があれば」

熊谷 敬宥(くまがい・たかひろ)

 内野手。1995(平成7)年11月10日生まれ、22歳。宮城県出身。仙台育英高時代は2年夏、3年春夏に甲子園出場。立教大から18年D3位で阪神入団。今季は15試合出場、打率・231、0本塁打、2打点、3盗塁。1メートル73、70キロ。右投げ両打ち。年俸1000万円。背番号「4」

  • いざ、青森へ。さわやかに寮を出発する熊谷(撮影・山田喜貴)
  • 1997年の球宴第1戦、1試合4盗塁でMVPを獲得した松井稼頭央
  • フレッシュオールスターゲーム2018・先発メンバー
  • 1990年以降のフレッシュオールスターMVP
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