2018.7.10 08:00

【黒田正宏 軍師の断】ロサ、影潜めてきた悪癖

【黒田正宏 軍師の断】

ロサ、影潜めてきた悪癖

特集:
黒田正宏 軍師の断
3回、左前安打を放つ阪神・ロサリオ=阪神鳴尾浜球場(撮影・岩川晋也)

3回、左前安打を放つ阪神・ロサリオ=阪神鳴尾浜球場(撮影・岩川晋也)【拡大】

 (ウエスタンリーグ、中日0-8阪神、9日、鳴尾浜)ロサリオは直球を打っての2安打。結果が出たことは評価していい。腰の張りからの回復は順調のようだ。

 外角へのボール球になるスライダーを振り回して空振りするシーンも影を潜めてきた。しっかり意識付けはできているのだろう。ただ、ストライクゾーンのスライダーは積極的に振っていかなければいけない。スライダーに気を付ける思いが強すぎて“打てる球”を見送ってしまっている。

 外国人選手の最大の特長は、強いスイングによる一発長打の怖さ。振ってこなければ、そのメリットは完全に消えてしまう。裏を返せば、怖さが出てきたときが昇格の目安だろう。現状では陽川が好調で大山も復調気配だから、慌てて1軍という選択はないとみる。

 一方のナバーロは打席で余裕を感じる。日本野球にも慣れ、配球も頭に入ってきているからだろう。本塁打は抜けたスライダーだったが、しっかりタイミングが取れていた。課題は内角。相手が徹底的に攻めてきたときの対応は注目したい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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