2018.7.1 08:00

【小早川毅彦の打診球診】変化球捉える準備できていた北條

【小早川毅彦の打診球診】

変化球捉える準備できていた北條

2回、適時打を放つ阪神・北條=神宮球場(撮影・松永渉平)

2回、適時打を放つ阪神・北條=神宮球場(撮影・松永渉平)【拡大】

 (セ・リーグ、ヤクルト7-15阪神、8回戦、阪神5勝3敗、30日、神宮)死球退場に始まり、荒れたムードの試合だったが、決めたのは北條の2本のタイムリーだった。

 感心したのは打席での対応。大乱調のハフだったが、実は右打者は打ちにくそうにしていた。スライダー、チェンジアップが効果的で、陽川、俊介らが首を傾げている光景が目立った。

 ところが、北條は他の右打者が苦労した変化球に、最初からしっかりタイミングが合っていた。前の打者への投球を見ながら、いい準備ができていた証拠。結果的に一回の三塁打は直球だったが、二回の右前打はチェンジアップを確実に捉えたもの。精神的な成長が、試合の中での落ち着きにつながり、結果が残せるようになっている。

 一時期は低調だった打線の流れも良くなってきている。特に1番・糸原。相手の左右に関係なく左中間方向へ強い打球が飛ばせる。出塁率が高く理想的な1番に近づいている。新外国人のナバーロは外の難しい球にもバットがついていく。スタメンで打席に立たせて慣れさせていけば、面白い存在になれる。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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