2018.6.22 23:21

決勝弾はファウルだった…オリックス・福良監督の猛抗議で審判団が誤審認める

決勝弾はファウルだった…オリックス・福良監督の猛抗議で審判団が誤審認める

10回表終了時に審判に声をかけるオリックス・福良監督(右)=ほっともっとフィールド神戸(撮影・岩川晋也)

10回表終了時に審判に声をかけるオリックス・福良監督(右)=ほっともっとフィールド神戸(撮影・岩川晋也)【拡大】

 オリックスは22日、ソフトバンク戦(ほっと神戸)に3-5で敗れた。4位転落となったが、試合後、福良淳一監督(57)は、延長十回のソフトバンク・中村晃外野手(28)の決勝2ランの判定を巡って審判団に猛抗議。審判団が誤審を認め、日本野球機構(NPB)に報告するという前代未聞の事態となった。

 「なんで逃げるの!!」

 試合後のベンチ裏に福良監督の怒号が響き渡った。引き揚げようとするする審判団に詰め寄る指揮官。あまりの剣幕に、後ずさりする審判団。リクエスト判定に結果を巡り、言葉はヒートアップした。

 「誰が見てもファウルや。(本塁打なら右翼ポール内側の)金網に当たるに決まっとるやないか。打った本人(ソフトバンク・中村晃)もファウル、ショートもファウル(と言っている)。しっかり見てくれよ。なんでこんなことが起きる!? 自分らが間違えたんやろ!?」

 3-3の延長十回二死一塁。中村晃が右翼ポール際に特大の飛球を放った。坂井一塁塁審はいったんは「ファウル」と判定した。だが、ソフトバンク・工藤監督がリクエストを要求し、リプレー検証に入った。そして、2ランの判定に。これが決勝点となり、敗れたオリックスは4位に転落した。

 福良監督だけでなく、ある選手は「大誤審や!!」と怒りをあらわにし、別の選手も「誰が見てもファウル」とあきれ顔。打った中村晃も「こっちから見たらファウルだったので驚いてます」と振り返るほどだった。

 当然、指揮官の怒りは収まらない。「きょうはもうええやろ」と今季初めて会見を拒否すると、ユニホーム姿のまま審判控え室に乗り込んだ。

 審判団とともに映像をみて検証し、約20分後、福良監督は首をかしげながら控え室を出てきた。

 試合終了から約1時間後、報道陣に対応した責任審判の佐々木二塁塁審は「試合後、映像を再確認したところ、ファウルでした」と誤審を認め、「ファウルの事実はNPBにも報告しました。球団にもNPBにもミスジャッジだという事実は伝えました。あとはNPBの判断」と話した。

 審判が誤審を認める前代未聞の結末。このゲームの勝敗はどう扱われるのか。

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