2018.6.18 08:00

【八木裕 神眼スコープ】阪神・才木、中20日の1軍帯同…結果見れば失敗では

【八木裕 神眼スコープ】

阪神・才木、中20日の1軍帯同…結果見れば失敗では

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八木裕 神眼スコープ
4回、楽天・アマダーに本塁打を打たれ肩を落とす阪神・才木=楽天生命パーク宮城(撮影・山田喜貴)

4回、楽天・アマダーに本塁打を打たれ肩を落とす阪神・才木=楽天生命パーク宮城(撮影・山田喜貴)【拡大】

 (セ・パ交流戦、楽天8-0阪神、3回戦、阪神2勝1敗、17日、楽天生命)今シーズンワーストと言ってもいい試合内容だった。そうなってしまった最大の要因は先発・才木の不調。立ち上がりから球は全く走っていなかった。楽天打線も決して状態が良くないのに、ポンポンと本塁打を浴びては辛い。

 果たして調整はうまく出来ていたのだろうか。中20日での先発。しかもこの間、ずっと1軍に帯同して、2軍戦に一切登板せず、ブルペン調整のみで1軍戦の登板を迎えている。経験が豊富な投手でも難しい調整を、若い才木がどこまで対応できていたのか。大いに疑問だし、結果をみれば、失敗だったのでは、と指摘されても仕方がない。

 ことしの阪神は登板して即、抹消される投手が何人かいる。うまくハマればいいが、この日の才木をみると、登板間隔が開きすぎる場合は、2軍戦登板の必要性を感じる。阪神ベンチは、調子の上がってこない投手に対しては「投げ抹消」の調整法を考え直す必要があるのではないか。

 攻撃の淡泊さも気になった。上り調子とはいえ今季白星のなかった美馬に7回まで3安打は寂しい。ただ、今の阪神打線は2点差ぐらいが精いっぱいで、4点をはね返す力がないのも事実。一番怖いのは、そう感じている選手が何人かいて、ベンチもそう感じてしまうこと。この空気感は危険だ。

 今こそ、チーム全体で「アグレッシブ」な気持ちを持続させてもらいたい。選手なら走塁面であったり、ベンチならいろんな作戦で動くとか。打撃の技術を短期間で上達させるのは難しいが、気持ちの部分なら、各自で補えるし、即効性もある。今が踏ん張り所だ。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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