2018.6.17 08:00

【八木裕 神眼スコープ】左足の上げ少し小さく…変化球への対応力高まった阪神・中谷

【八木裕 神眼スコープ】

左足の上げ少し小さく…変化球への対応力高まった阪神・中谷

特集:
八木裕 神眼スコープ
9回、適時二塁打を放つ阪神・中谷=楽天生命パーク宮城(撮影・山田喜貴)

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 (セ・パ交流戦、楽天1-2阪神、2回戦、阪神2勝、16日、楽天生命)中谷の同点二塁打は、決して簡単ではない外寄りスライダーを打ち返したもので、見事な打撃だった。前夜(15日)の先制2ランに続く殊勲打で、開幕2軍で出遅れていた男が、ここ一番で結果も出始めている。

 打撃フォームの変化は、ちょっと気付きにくいのだが、打席で左足の上げ方をほんの少し小さくしていた。微妙な変化なのだが、わずかにコンパクトにすることで、これまでより変化球への対応力が高まっている。

 だからこそ、阪神ベンチに注文したいのは五回無死二塁からの送りバントのサイン。相手が則本だから、どうしても1点を取りたい、先制したい気持ちは分かる。でも、選手には個々にタイプがある。送りバントを徹底してやらせる選手もいていいが、中谷は「任せるぞ。走者を返せ!」「勝負してこい!」と送り出し、成長させていってほしいタイプの選手だ。

 最近の阪神は、バントを多用する試合が増えている。攻撃陣がリズムに乗れず、バントを駆使する作戦を全面的に否定はしないが、送りバントは攻撃の流れを止める作戦でもある。選手も乗っていくのが難しい。長いシーズンはまだ半分以上残っている。選手に勢いが付く攻めをしてもらいたい。中谷は特にそういうタイプなのだから。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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