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【乾坤一筆】“遺産”になる前に楽しみたい神宮の個性

【乾坤一筆】

“遺産”になる前に楽しみたい神宮の個性

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆

 先日、久しぶりに神宮球場に行くと、左翼スタンドの後方に組み上がってきた新国立競技場が見えた。某球団関係者と「そういえば、神宮の建て替えはいつだっけ?」という話になった。

 当初は秩父宮ラグビー場を先に取り壊し、その跡地に神宮を作って場所が入れ替わる予定だったが少々事情が変わり、2020年の東京五輪終了後から順番を入れ替えて新しくなるらしい。

 ふと思い立ち、かつて南海(現ソフトバンク)の本拠地があった大阪球場跡を見にいってみた。サンケイスポーツ評論家の江本孟紀氏は「オモロイ球場で、吉本の芸人が出入りして名人級のヤジを勉強したりね」と懐かしがる。南海がいなくなった後は住宅展示場に使われるなど、その末路さえユニークだった。今は商業施設「なんばパークス」に姿を変え、2階部分には当時の位置を示す場所にマウンドとホームベースの記念碑が埋められているが、足を止める人はほとんどいない。

 旧広島市民球場は取り壊され、広場としてイベントなどに使われている。わずかに右翼スタンドの一部が残されているが当時を思わせるものはない。マツダスタジアムに引き継がれた名物の「カープうどん」も、なんだか昔と違うと感じるのは気のせいだろうか。

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