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【小早川毅彦のベースボールカルテ】いまやプロ入り“即戦力”に乏しい大学野球

【小早川毅彦のベースボールカルテ】

いまやプロ入り“即戦力”に乏しい大学野球

特集:
小早川毅彦のベースボールカルテ

 大学生はプロで即戦力として期待されるが、昔に比べて1年目から活躍する選手、特に野手は少なくなった。楽天・茂木(早大)、阪神・高山(明大)、中日・京田(日大)は近年ではまれな存在で、西武・山川(富士大)がブレークしたのは4年目の昨年。ロッテ・中村(早大)は4年目の今季、ようやくものになりつつある。

 また、大学のリーグ戦であっても、「少年野球じゃないの?」と目を疑うようなミスが目立つ。例えば、ヒットエンドランは中堅方向への打球を避けなければいけないのに、ピッチャー返しをする打者がいる。走者になると次の塁が奪えない。走塁は考えていることがそのまま出るもので、何も考えていないことになる。これでは寂しい。

 野球について勉強不足なのか、教えられていないからできないのか分からない。いずれにしてもプロでそんな選手が増えると、お客さんからお金を取るのは申し訳ない。

 大学選手権出場を逃したチームは、既に秋のリーグ戦に向けて練習を始めている。プロを目指す4年生にとっては、ドラフトにかかる選手に成長できるかの大事な時期。しっかりと練習してほしい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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