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【虎のソナタ】ロサ、山本浩二のように「1球」狙えば…

【虎のソナタ】

ロサ、山本浩二のように「1球」狙えば…

特集:
虎のソナタ
1986年、試合で本塁打を放った山本。打ち損ねると腰痛に響いたとか…

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 「ミスター赤ヘル」と呼ばれた元広島の山本浩二は晩年“トラック通勤”をしていました。

 1985年は打率・288、24本塁打。86年は・276、27本塁打。そして同年オフ、40歳で引退。余力を残して現役を退いたような数字に見えますが、持病の腰痛に悩まされてきた体は限界に達していました。

 最後の2年間、山本浩は遠征先でチームバスに乗っての移動をしていません。東京、横浜、名古屋、甲子園、どこへいってもバスに乗っていない。当然「故障か!?」と騒ぎになりますが、球場に担当記者が着くともうグラウンドにいる。タクシー? いや、そんな動きはなかった。

 ある日、事情が判明します。チームの野球道具を運搬するトラックから降りてきたのです。運転席の背後にある“寝台”(長距離輸送のとき、仮眠するとき用のベッド)に寝そべって球場入りしていたのでした。

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