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ロッテ・渡辺啓太、「3・11」胸にプロ初勝利目指す/東北スポーツ

ロッテ・渡辺啓太、「3・11」胸にプロ初勝利目指す/東北スポーツ

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東北スポーツ
ルーキー右腕・渡辺は故郷・福島への思いを胸に力投している

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 プロ初登板となったオリックス戦のマウンド。立ち上がりに無死満塁のピンチを迎えたが、無失点で乗り切った。

 「0点で抑えられて、またここからだという気持ちになれました」

 二回に味方の失策などで3点を失ったが、井口監督は「一回で崩れるところなのによく粘った。次回が楽しみ」と度胸満点のマウンドさばきをみせたルーキーに、高評価を与えた。

 ただ自身も初登板の結果には「納得はしていません。もう少し力を出せたと思う。四球を出したくなくて、ストライクを狙って甘く入ってしまった」と冷静に振り返る。

 緊張の初登板は福島から両親がかけつけ、登板後も友人らから連絡があった。故郷のいわきを離れて7年目。社会人以降は年末にしか帰る機会はなかったが、今でも「家は落ち着く。家族と一緒に食事をするのが好きですね」と話す。

 2011年3月11日。東日本大震災は、高校3年に上がる直前に発生した。1カ月以上、学校にも通えず、野球部も春の試合はすべて中止。練習も「放射能の影響がある」といわれ、2時間しかできなかった。

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