2018.5.14 08:00

【黒田正宏 軍師の断】阪神・ロサリオ、一瞬のタメで上体のツッコミ防ぐ狙い

【黒田正宏 軍師の断】

阪神・ロサリオ、一瞬のタメで上体のツッコミ防ぐ狙い

特集:
黒田正宏 軍師の断
打撃練習する阪神・ロサリオ=マツダスタジアム(撮影・松永渉平)

打撃練習する阪神・ロサリオ=マツダスタジアム(撮影・松永渉平)【拡大】

 ロサリオが打撃練習ですり足だった左足を、わずかだが地面から上げて、新しい打撃フォームを試していた。左足を上げることにより、すり足の時に比べると一瞬の「間」ができる。

 ロサリオの現状は、誰の目にも明らかだ。ボール球になる変化球(主に外角へのスライダー)を追いかけて、振りにいってしまっている。日本の投手の変化球中心の攻めに全くタイミングが取れず、上体が前に突っ込んで、最後は左手だけで振りに行くようなスイングを繰り返している。

 左足を上げて「間」を取ることでこれまでの「イチ、ニ、サン」というタイミングのスイングが「イチ、ニのサン」になる。一瞬のタメによって、上体の突っ込みを防ごうという狙いだろう。「間」が取れれば、ボールになる変化球も我慢して見送れるはずだ。

 ただ、打撃フォームは、正解がひとつではない。足を大きくあげて成功した打者もいれば、すり足で好成績を残した打者もいる。最終的には本人が決断すること。一日も早く、ロサリオにとっての「正解」を見つけ出してもらいたい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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