2018.5.13 08:00

【黒田正宏 軍師の断】阪神、遅かったマテオ見極め判断

【黒田正宏 軍師の断】

阪神、遅かったマテオ見極め判断

特集:
黒田正宏 軍師の断
7回、降板する阪神・マテオ=マツダスタジアム(撮影・松永渉平)

7回、降板する阪神・マテオ=マツダスタジアム(撮影・松永渉平)【拡大】

 (セ・リーグ、広島6-1阪神、8回戦、広島5勝3敗、12日、マツダ)マテオがここまで大乱調の投球をするとは想像できなかった。七回に小野を続投させたこと、無死一、二塁からマテオを投入したことについて異論はない。ただ、マテオの状態を見極める判断は遅れたのではないか。

 いきなり、菊池に対して2球連続送りバントがファウルとなって追い込んだ。相手がヒッティングに切り替えての3球目。ボール気味の高め真っすぐを中前打された。調子がいい時ならファウルになる球。それをはじき返された時点で、準備不足では? と感じなければいけない。鈴木に四球で再び満塁となった時に、岩崎を投入する手はあった。

 左の松山、安部だから当然、新井の代打は想像できる。それでも塁が詰まったケースでは制球が乱れているマテオではなく、岩崎に託してもらいたかった。

 5番に下げたロサリオは、1本出て気持ちを切り替えてくれればいいのだが。七回の右前打は外角へボールになる変化球なら打てそうにない状況で直球が来た。配球ミスに助けられた安打で、復調のバロメーターにはならない。

 相手の配球を読めるレベルまではきている。ところが、とんでもないボール球にまで追いかけて(手を出して)しまっている。しばらくは辛抱が必要だろう。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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