2018.4.12 08:00

【黒田正宏 軍師の断】阪神・高橋遥は確信もって投げた結果、抜群の制球に

【黒田正宏 軍師の断】

阪神・高橋遥は確信もって投げた結果、抜群の制球に

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黒田正宏 軍師の断
先発の阪神・高橋遥=甲子園球場(撮影・村本聡)

先発の阪神・高橋遥=甲子園球場(撮影・村本聡)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神4-1広島、2回戦、阪神2勝、11日、甲子園)1月の自主トレ期間中に鳴尾浜で見た高橋遥の立ち投げでは、制球の不安を感じた。スカウトからも同様の情報を得ていた。が、プロ初登板では見違えるような投球内容。その要因はベース上でも落ちない球威のおかげだ。

 一回の田中の初球ストライクで自信を持ち、続く菊池の見逃し三振の球で自信をさらに深めたように映った。真っすぐ系に強い広島の打者が、高橋遥の真っすぐを捉えきれずにファウルにしていた。真ん中を目がけて投げても打たれない。そんな確信を持って投げた結果が抜群の制球に結びついたのではないか。

 投じた84球で、抜けた球は二回の安部の打席であったぐらい。リズム、テンポよく、野手も守りやすかったはずだ。7回での交代も絶妙。いいイメージだけが残って、次に向かうことができる。

 梅野のリードも見逃せない。効果的に混ぜるチェンジアップ、スライダーで広島打線に絞らせなかった。

 いつでも6人のローテーションに入れることを証明した投球内容だった。ただ、無理はせず、大事に育てていってもらいたい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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