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【池田純 S-Businessの法則】日本ハム新本拠地、成功の鍵は地域に根づく「街づくり」

【池田純 S-Businessの法則】

日本ハム新本拠地、成功の鍵は地域に根づく「街づくり」

特集:
池田純 S-Businessの法則

 印象に残っているのは13、16年に視察した米大リーグ、カブスの本拠地シカゴのリグリーフィールドの事例です。中心部からやや離れた場所にありますが、ショッピングモールやホテルを含め、野球をきっかけにした心の距離を縮める「街づくり」に、球団が積極的に関わっていました。

 DeNAでは、横浜スタジアムのバックスクリーン裏を整備し、公園から球場内が見える「ドリームゲート」を開設。グラウンドを地域住民にキャッチボール用に開放するなど、球場外でも「野球のある街」を常に感じられる仕掛けを意識しました。コンクリートの壁の中に入ったら野球を見せてやる-。そんな時代は終わっているのです。

 人口減少のフェーズで重要なのは「心のどこでもドア」を「街づくり」の観点で、どれだけつくりまくれるか。スポーツビジネスの一つの方向性が、そこにあります。

池田 純(いけだ・じゅん)

 1976(昭和51)年1月23日生まれ、42歳。横浜市出身。早大商学部を卒業後、住友商事、博報堂などを経て2007年にディー・エヌ・エーに執行役員として参画。11年12月にプロ野球DeNAの初代球団社長に就任し、16年10月に退任。現在はスポーツ庁参与、スーパーラグビー・サンウルブズCBO、明大学長特任補佐、さいたま市スポーツアドバイザーなどを務める。

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