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【ワンス・アポン・ア・タイム(2)】バッキー氏、今も忘れない温かいニホンジンと先輩・小山さんの思い出

【ワンス・アポン・ア・タイム(2)】

バッキー氏、今も忘れない温かいニホンジンと先輩・小山さんの思い出

特集:
ワンス・アポン・ア・タイム
1968年、阪神のジーン・バッキー投手

1968年、阪神のジーン・バッキー投手【拡大】

(2)おいしかったオコノミヤキ…一番面倒見てくれた小山さん

 阪神に入ったとき、一番、面倒を見てくれたのが小山正明さん(通算320勝)だった。よく食事も連れて行ってくれた。広島では初めてオコノミヤキを食べたけど、最初は、どんな食べものか知らなかった。小山さんはピザのようなものって言っていたかな。まるで違ったけど、おいしくて…。目の前で作ってくれたんだけど、今でも恋しい。広島に行くと、いつもオコノミヤキを食べていた。

 シューマイを教えてくれたのも小山さん。横浜の駅でシューマイ弁当が売っているから必ず買っていた。最初は小山さんが食べていたんだ。「1個食べるか?」って言われて食べたら、おいしかった! 「もう1個」って言ったら「自分で買え」って(笑)。それからは横浜駅につく度に買っていた。停車時間が短いから、ドアが開いたら走って売店へ行って、走って電車に戻った。

 広島にはこんな思い出もある。一人で街を歩いていたら「バッキーさん」って声をかけられて。誘われるままその店で「これも食べろ、あれも食べろ」とどんどん出てきて。お金を払おうとしたら「いいから」って受け取ろうとしない。

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  • 懐かしそうに当時を語るバッキー氏(撮影・丹羽政善通信員)
  • 1999年、神宮球場のスタンドで談笑するバッキー氏、小山氏、江夏氏(左から)
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