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乙訓が甲子園1勝 春夏通じ初出場、公立の星だ!/センバツ

乙訓が甲子園1勝 春夏通じ初出場、公立の星だ!/センバツ

9回、適時打を放つ乙訓・川畑=甲子園球場(撮影・須谷友郁)

9回、適時打を放つ乙訓・川畑=甲子園球場(撮影・須谷友郁)【拡大】

 最後の打者を遊飛に打ち取ると、マウンドで川畑が笑みをこぼした。春夏通じて初の甲子園で勝利。歴史的瞬間に満員の一塁側アルプススタンドも、歓喜に包まれた。

 「球場の雰囲気が、自分の気持ちをあげてくれた。甲子園で初めての校歌は気持ちよかった」

 左打者の多いおかやま山陽打線に対し、左のエース、富山が先発した。しかし、一回にいきなり本塁打を浴びるなど苦しい投球が続き、五回から右のエースに出番が回ってきた。市川監督に「流れを変えてこい」と送り出された川畑は、最速144キロの直球を軸にその後を5回3安打無失点。味方打線の猛攻で六回に4点を勝ち越すと、京都の公立校では2000年の鳥羽以来、18年ぶりの勝利だ。

 公立高ながら体育系専門学科を有し、天然芝のグラウンドや室内練習場もそろう。投手陣を指導するのは横浜(現DeNA)で投手だった染田賢作部長(35)だ。元プロならではのアドバイスでも刺激を与えた。「三浦大輔さん(元DeNA)に教えてもらった『投手は行き当たりばったりで練習するな』というのは、今の子たちが入ったときから言い続けている」と染田部長。川畑も「教えてもらうたびに、自分の考えが広がる」と目を輝かせる。

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  • 逆転で甲子園初勝利を挙げた乙訓ナインは、笑顔で応援団が陣取るアルプス席へあいさつに向かった(撮影・須谷友郁)
  • 2番手で登板した乙訓・川畑=甲子園球場(撮影・須谷友郁)
  • ハイタッチする乙訓・川畑(左)=甲子園球場(撮影・須谷友郁)
  • 6回、2点適時打を放つ乙訓・浅堀=甲子園球場(撮影・須谷友郁)
  • 6回、適時打を放つ乙訓・伊佐=甲子園球場(撮影・須谷友郁)
  • 先発した乙訓・富山=甲子園球場(撮影・須谷友郁)
  • 2回表乙訓2死一塁、富山が左越えに適時二塁打を放つ。投手有本、捕手川上=甲子園
  • おかやま山陽戦に先発した乙訓・富山=甲子園
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