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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】金本阪神3年目は「監督力」問われるシーズン OP戦のようなふがいない試合再現されると…

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】

金本阪神3年目は「監督力」問われるシーズン OP戦のようなふがいない試合再現されると…

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「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記
19日に行われたセ・リーグファンミーティングに出席した金本監督。開幕戦でぶつかる巨人・高橋監督と笑顔でトーク

19日に行われたセ・リーグファンミーティングに出席した金本監督。開幕戦でぶつかる巨人・高橋監督と笑顔でトーク【拡大】

 坂井オーナーはかつて金本監督の「効果」をこう語っていました。

 「チームを変えるときは大きな名前の監督がいいですね。チームを変えるのは大変やし、時間がかかる。ファンやマスコミに待ってもらわないといけない。小さな名前だと待ってくれない。あれだけの大きな名前だと周囲が(監督に)与える時間が長い。金本監督は最適任者なのです」

 確かにおっしゃる通りです。ただし、監督就任3年目のシーズンは、まさにファンを2年待たせた後に到来したシーズンです。オープン戦のようなふがいない戦いがシーズンでも再現されるようだと、もうファンやマスコミは待たないでしょうね。

 監督の若手育成手腕、選手起用の冴え、戦略戦術の的確さ、チームの将来的なビジョンの的確さ…。監督に求められる条件はこれらです。特に暗黒時代と違うのは選手はいる!! という客観的な事実です。

 金本監督に「調整能力」など誰も求めてはいません。ゴツゴツと前に進み、チームを強化し勝つことだけがニーズですね。期待しましょう。金本阪神を-。「能ある鷹は牙を隠す」といいますよ。時は3月30日、場所は東京ドーム、相手は宿敵・巨人。凱歌(がいか)をあげてシーズンを突っ走ってください。そして「監督力」を見せつけてほしいものです。(毎週日曜掲載)

植村 徹也(うえむら てつや)

1990(平成2)年入社。サンケイスポーツ記者として、阪神担当一筋。運動部長、局次長、編集局長、サンスポ特別記者、サンスポ代表補佐を経て産経新聞特別記者。阪神・野村克也監督招聘、星野仙一監督招聘を連続スクープ。ラジオ大阪(OBC)の月曜日~金曜日、午後9時からの「NEWS TONIGHT いいおとな」、土曜日午後6時半からの「ニュース・ハイブリッド」に出演中。

  • オープン戦は最下位に終わった金本監督。シーズン本番では“変わり身”を見せたい
  • 23日のウエスタン・リーグ、中日戦を視察した坂井オーナー(右)。金本監督と戦況を見つめた
  • 25日のオリックス戦。ベンチで腕を組む金本監督
  • 藤浪は13日のヤクルトとのオープン戦で四回途中6失点。ベンチで腕組みする金本監督の期待に応えたいが…
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