2018.3.17 08:00

【佐野慈紀のピッカリ診断】阪神・梅野よ新たな配球に挑戦を

【佐野慈紀のピッカリ診断】

阪神・梅野よ新たな配球に挑戦を

特集:
佐野慈紀のピッカリ診断
梅野隆太郎

 (オープン戦、楽天4-12阪神、16日、静岡)メッセンジャーの内容は「普通以下」といったところか。本人も納得のいく球は少なかったはずだ。五回あたりは疲れが見え始め、球の力も落ちた。ただ、痛打された直後やピンチでは、懸命に低めを意識して投げていた。その姿を見る限り、経験豊富だし、開幕には状態を上げてくれるだろう。

 あえてこの試合を見て注文したいのは梅野のリード。せっかくリーグも違う相手だから、いつもと違う配球で挑戦してほしかった。

 たとえば四回。味方のミスから1点を失い、なお二死一塁で中軸のペゲーロを迎えた場面。2球ボールの後の3球目はインハイで空振りを奪った。ここでもう1球、同じ球で攻めても面白かった。梅野は今まで通りのオーソドックスな外角を選んだが、違った攻めがハマれば、メッセンジャーの投球の幅が広がる。

 年齢的にも以前のような力でねじ伏せる投球は難しくなりつつある。そこで、新たな攻め方を身につければ、実際に公式戦で試す前に、まず先乗りスコアラーが慌てるだろう。シーズンの戦いはもう始まっている。(サンケイスポーツ専属評論家)

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