2018.3.14 08:00

【星野伸之 緩急自在】阪神・藤浪、やや遅かった…トップ作るタイミング

【星野伸之 緩急自在】

阪神・藤浪、やや遅かった…トップ作るタイミング

特集:
藤浪晋太郎
3回、ヤクルト・坂口に死球を与え、肩を落とす阪神・藤浪=甲子園球場(撮影・山田喜貴)

3回、ヤクルト・坂口に死球を与え、肩を落とす阪神・藤浪=甲子園球場(撮影・山田喜貴)【拡大】

 (オープン戦、阪神5-10ヤクルト、13日、甲子園)藤浪の投球は「心配だけが残る」内容だった。抜け球、シュート回転の連続。捕手が懸命に左打者の内角に構えても、真ん中から外ばかり。四回の下位打線への四死球などは最悪。最後まで球を操れない状態で、あの制球なら四回途中交代もやむを得ない。試合中の修正力もなかった。

 特に気になったのは投球フォーム。キャンプ時はトップを早く作ることを意識していたが、この日はそれがやや遅く、昨年のフォームとの中間のような、微調整した形に映った。試行錯誤の段階なのだろうが、次回登板に向けて、修正ポイントの1つだろう。

 現状なら開幕2カード目の4月4日(対DeNA)先発が有力視される。1試合、内容が悪かったからといって、変更する必要はない。

 というより、藤浪に任せられないと阪神は苦しい。週の頭の先発が早い回にマウンドを降りると、中継ぎを大量投入することになり、その1週間のやりくりが一気に苦しくなる。投手コーチが一番頭を悩ます難題。若い才木、高橋遥らには、まだまだ荷が重い。藤浪に長いイニングを投げてもらうのが理想。藤浪のここから3週間の調整が今季の阪神を左右するといっても過言ではない。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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