2018.3.2 20:08

広島市民球場の“クモ男”、川口和久氏の一喝に涙の謝罪

広島市民球場の“クモ男”、川口和久氏の一喝に涙の謝罪

川口和久氏

川口和久氏【拡大】

 1990年5月12日に行われたプロ野球・広島対巨人(広島市民球場)の試合中にバックネットによじ登り、垂れ幕をネットに掛けるなどした通称“クモ男”が2日、TBS系「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演。その試合で広島の先発投手として登板した川口和久氏(58)と対面を果たした。

 番組では“クモ男”のその後の生活を取材。事件を起こした試合は全国中継されていたこともあり、事件後は週刊誌からのバッシングや野球ファンからの嫌がらせを受けた。前代未聞の事件を起こしたことで、当時勤務していた会社を追われ、小学生だった長女がいじめを受けるなど、影響は大きかった。

 川口氏は“クモ男”に試合を汚された怒りをぶつけた。「当時試合に出ていた選手を代表して来させてもらっている。あなたは決してヒーローではない」と一喝。事件のことを悪びれず、自身の名刺に“クモ男”と入れるなど反省が見られない姿に、「あんなことして誰も喜んでいない。真似する人が現れて、誤って落ちて死んでしまったとしましょう。そんなところ見たくないんです」と怒りをあらわにした。

 川口氏の言葉にすっかり落ち込んでしまった“クモ男”は、「ごめんなさい」と謝罪。さらに川口氏から全国放送で選手たちも気合が入っていたこと、広島がリードしていたものの、事件によってリズムが狂い、逆転負けしたことで川口氏の通算勝利数が139に終わってしまったことなどを責められると、涙ながらに「申し訳ない」と頭を下げた。すると反省した態度が川口氏にも伝わったのか、2人は握手をして和解。“クモ男”は「きょうが一番いい日だ。川口さんに会えたもん」と懲りない様子だった。

  1. サンスポ
  2. 野球
  3. プロ野球
  4. 広島
  5. 広島市民球場の“クモ男”、川口和久氏の一喝に涙の謝罪