2018.2.13 08:00

【星野伸之 緩急自在】阪神・秋山、ロサリオ一発以外は丁寧に低め突けていた

【星野伸之 緩急自在】

阪神・秋山、ロサリオ一発以外は丁寧に低め突けていた

特集:
星野伸之 緩急自在

 (紅白戦、紅組2-4白組、12日、沖縄・宜野座)阪神・秋山のマウンドには色んな意味で興味があった。ルーキーの時(4勝3敗)は、すごく低めを意識して投げていた。それがプロ9年目を迎えてどんな姿になっているのか。さらに昨季12勝(6敗)をマークした実力は本物なのか。結果は2回を投げて失点はロサリオの一発だけ。打たれたのは直球が少しシュート回転した球だったが、後の6人の打者に対しては丁寧に低めを突き、マウンドさばきも落ち着いていた。

 まだキャンプの序盤。頭で描いていることと体の動きが一致していないはずで、これから頭と体を一致させる作業を進めるだろう。投球フォームにも問題はなく、順調に来ている。しかし、秋山が今季も勝てるかどうかはシーズン初登板の結果に大きく影響される。7年間の低迷の後に12勝。心理的にいえば昨季の成績が自信にはつながっていないはず。最初の登板で打たれたら昨季のイメージより、低迷した7年間の残像が脳裏に甦る。

 秋山が今季も活躍できるか否かのポイントはシーズンの初登板。首脳陣は相手、球場をよく吟味して登板日を決める方がいいだろう。

 2回無失点の石崎はこれから首脳陣の信頼を得なければならない。中継ぎの人材が多いチームだけに複数回のイニングまたぎや連投、負けている試合での登板など、最初はなんでもやらないといけない。それだけの体力をこのキャンプで養う必要がある。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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