2018.2.5 16:21

王貞治氏、TBSラジオのプロ野球中継撤退に「惜しいですね、なくなるっていうのは」

王貞治氏、TBSラジオのプロ野球中継撤退に「惜しいですね、なくなるっていうのは」

王貞治氏

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 65年続いたプロ野球中継を2017年度で終えるTBSラジオは、2週連続で特別番組「エキサイトベースボールForever」(後7時~)を放送。1週目の4日、ゲストとしてソフトバンク・王貞治球団会長(77)が出演し、巨人時代のV9と通算868本のホームラン記録について振り返った。

 王氏はV9について「選手も頑張ったけどね、当時の川上監督が厳しかったでしょう? われわれを甘やかさなかったから。あれだから9連覇っていうのができたんだと思いますね」と振り返った。その巨人に立ちはだかり、10連覇を阻止した、中日時代の故・星野仙一氏(享年70)については「(星野氏は)ファンにとっても相手をするわれわれにとってもね、わかりやすいピッチャーですよ。(自分も)闘志が湧いて、『よーし!』ってね。打った打たないっていうこと以外の、一場面一場面で、ファンの人の胸に焼き付く勝負ができましたね」としのんだ。

 王氏は、自身のホームラン記録について、699号を放ってから700号本塁打を打つまでに「産みの苦しみ」があったと振り返り、当時は「急にメディア的な扱いがすごく『わーわーわーわー』って。なんでこんなに騒ぐんだろうっていうのはありました。メディアが騒げば近所の子供たちも騒ぐっていうかね。すごく、いままでとはぜんぜん違う雰囲気で野球をやりましたよ」と語った。しかし、大きなプレッシャーのなかでプレーしたことは「僕としては714とか715、756のときのための予行演習」になったと振り返った。

 TBSラジオがプロ野球中継から撤退することについて聞かれると、王氏は「僕らやっぱりラジオっていうのが(思い入れがあって)ね。テレビは逆に臨場感がないんですよ、画で見えちゃうから」と、実況するアナウンサーに自分を重ねて中継を楽しんでいたことを明かし「ラジオっていうのはすごくリアルな感じがしましたね」と振り返った。ラジオ中継を聴いている人について「僕らと一緒の気持ちでいてくれた」と語り「惜しいですね、それがなくなるっていうのはね」と語った。

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