2018.2.3 08:00

【黒田正宏 軍師の断】阪神D1・馬場、新人離れした機転に能力の高さ感じた

【黒田正宏 軍師の断】

阪神D1・馬場、新人離れした機転に能力の高さ感じた

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黒田正宏 軍師の断
ブルペンで投球練習する阪神・馬場皐輔=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

ブルペンで投球練習する阪神・馬場皐輔=かりゆしホテルズボールパーク宜野座【拡大】

 阪神春季キャンプ(2日、沖縄・宜野座)ルーキーらしからぬ初ブルペンに、馬場の能力の高さを感じた。ドラフト1位でプロ入りし、しかも人気球団の阪神。圧倒的に注目度が高く、金本監督ら視線が集まるブルペンで、力むなと言うのは酷だ。緊張は明らかに顔色に出ていた。

 ただ、ここからが真骨頂。話す機会があったので尋ねると「直球だけを投げ続けていては力が入りすぎると判断して、変化球を多めに交えた」という。ここまで機転が利く新人はそうはいない。実によく考えているし、自分をコントロールできる。性格的に先発だ。

 カーブ、スライダー、チェンジアップなど変化球の精度も高そうで、捕手の立場からもリードしたくなる投手でもある。

 テークバックが小さく、打者から球の出どころが見にくいというフォームの特長は以前にも指摘した。体力があることも、2日間の動きをみて伝わってきた。

 このキャンプでは下半身を鍛えることに重点を置いてもらいたい。早い時期での実戦登板の可能性もあるかもしれないが、決して慌てず大成させてほしい逸材だ。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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