2018.1.30 05:02(2/2ページ)

阪神・球児、いきなり71球!有言実行の熱投「元気な証拠」

阪神・球児、いきなり71球!有言実行の熱投「元気な証拠」

特集:
藤川球児
ブルペンでいきなり71球を投げた藤川。仕上がりが早い

ブルペンでいきなり71球を投げた藤川。仕上がりが早い【拡大】

 誰より長くブルペンにいた。まだ肌寒い宜野座で、藤川の準備は着々と進む。チームのために、黙々と状態を高めている。

 「あれぐらいの球数を投げるのは、元気な証拠というか、いい感じだと思う」

 左右の打席に打者役を立たせ「ちょっと厳しいところ攻めるから、気をつけて」と言うほど熱がこもった。まだ1月。まだユニホームにも袖を通していないにも関わらず、この時期から71球。隣で投げていた若手が投げ終えても、今年38歳になるベテランはまだまだ投げた。藤川自身が確認したように、元気で順調に来ていることの、何よりの証だった。

 異例の熱投だが、一方で宣言通りの熱投でもある。昨年12月の契約更改の席で「エンジンをかける時期を早めに持ってこなきゃいけない」と言い切っていた。ドリス、マテオ、桑原、高橋、岩崎の5人が60試合以上に登板し2位を死守した。百戦錬磨の経験から、今年も全員が同じように抑えられると計算するのは、危険なことであることを知っている。だからこそ自身が早く準備し、どんな役割でもこなせるように、と“先回り”する。

 「まだ上げる必要はない。(マウンドの)傾斜で投げているだけで、ピッチングじゃない」

 リリーフ投手の70球は「投げ込み」とも言える量だが、涼しい顔で振り返った。誰より長くブルペンにいたこの男の経験が、2018年の虎を助ける。

  1. サンスポ
  2. 野球
  3. プロ野球
  4. 阪神
  5. 阪神・球児、いきなり71球!有言実行の熱投「元気な証拠」