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【相川亮二のインサイドワーク】阪神・マートンとの乱闘事件の真相

【相川亮二のインサイドワーク】

阪神・マートンとの乱闘事件の真相

特集:
相川亮二のインサイドワーク
2013年9月14日、ヤクルト-阪神の六回、阪神・マートンは捕手・相川に体当たり

2013年9月14日、ヤクルト-阪神の六回、阪神・マートンは捕手・相川に体当たり【拡大】

 巨人、ヤクルト、横浜(現DeNA)で捕手として活躍し、昨季限りで現役を引退した相川亮二氏(41)がサンケイスポーツ専属評論家としての活動をスタートさせました。23年間にわたり現役生活を続け、2004年アテネ五輪と06年、13年のWBCに出場するなど国際舞台も経験。野球界の第一線で戦ってきた同氏がサンスポコムで「相川亮二のインサイドワーク」としてコラムを連載します。現役時代のエピソードや捕手出身ならではの独自の視点で注目選手やチームに迫ります。第1回は2013年に起きた「阪神・マートンとの乱闘事件の真相」です。

 連載の1回目ということで、今でも聞かれることがあるシーンについて書きたいと思います。13年9月14日のヤクルト-阪神(神宮)。六回二死二塁から中前打で二塁走者の阪神・マートンが本塁を狙いました。タイミングは完全にアウト。それでも落球を狙って私に体当たりしてきたマートンともみ合う形になり、両軍ベンチから選手が飛び出して乱闘になりました。

 引退した今だから書けますが、瞬間的に頭に血が上ったわけではなかったのです。伏線がありました。同じ年の5月、チームメートの田中雅彦捕手(現BCリーグ福井監督)がマートンのタックルを受けて鎖骨を骨折していました。もちろん、マートン本人としては勝ちたいと思ってのプレーでしょうが、勝敗を左右する場面でもないのに当たり前のように何度も続けていました。

 当時はルールで禁止されていなかったとはいえ、私も捕手として黙っているわけにはいきません。田中には「次やったら、俺がやり返してやるから」と約束していました。

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  • マートンのタックルで相川はあおむけに倒れた
  • 中堅方向から見ると、マートンが両腕を捕手に突き出しながらタックルしていることが分かる
  • 激突の後、マートン(右)と相川は乱闘
  • マートン(左)に飛びかかる相川
  • マートンに立ち向かった相川。他の捕手を守る意味でも、引くわけにはいかなかった…
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