杉内(左)と藤村氏はくまモンと野球教室に参加。野球少年と触れ合った (撮影・吉村大佑)【拡大】
巨人・杉内俊哉投手(37)が13日、昨季限りで引退し、ジャイアンツアカデミーのコーチに就任した藤村大介氏(28)と熊本・益城町の木山仮設団地を訪問。2016年4月に発生した熊本地震の被害が特に大きかった地域の住民と触れ合った。
「この時期は寒いし大変だと思いますが、おばあちゃんに笑顔で対応してもらいました。逆にこちらが元気が出ました」
午後は熊本市の藤崎台県営野球場で同県内の小学生を対象とした野球教室に参加。始球式で“今季初登板”し、同県のPRマスコットキャラクター、くまモンと対決。空振り三振を奪った。
トークショーでは主催者側のサプライズで、母・真美子さんからの手紙が読まれ「私が復活することを一番、願っています」と激励された。通算142勝左腕は「母や家族、ファンのためにも復活したい。(150勝の)節目まで勝ちたい」と15年以来、3季ぶりの白星を狙う。 (吉村大佑)