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【乾坤一筆】川淵さん、プロ野球界にモノ申して

【乾坤一筆】

川淵さん、プロ野球界にモノ申して

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆
川淵三郎氏

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 「クレームの電話は覚悟していますよ」

 昨年末、日本野球機構(NPB)関係者は早くも憂鬱そうだった。

 今季のプロ野球は、判定に異議がある際、監督が映像による検証を要求できるリクエストだけでなく、申告敬遠制も採用される見通しとなった。ここ数年はコリジョンルール、危険なスライディング禁止など少なからずプレーに影響を及ぼすルール改定が行われてきた。意見の相違はあるだろうが、電話口で応対させられるNPB職員もふびんである。

 日本は基本的に米大リーグ(MLB)のオフィシャル・ベースボール・ルールに準拠するから、早ければMLBの翌年には導入となる。ルールそのものは規則委員会で協議されるが、いつも“試用期間”を設けてはどうかと思う。実際に1、2シーズン実施して実効性を検証すればいい。MLBでは申告敬遠では時間短縮にさほど影響がないことから、再考も検討されているという。

 「駄目なら見直せばいい」。さほど難しいと思えないが、なぜか柔軟さを感じない。NPB関係者は「外部の声がないからでは」と指摘する。

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