2017.10.18 08:00

【小早川毅彦の打診球診】3戦トータルで考え勝ち上がる戦いをしたDeNA

【小早川毅彦の打診球診】

3戦トータルで考え勝ち上がる戦いをしたDeNA

2回、阪神・大和を二ゴロ併殺に仕留めたDeNA・ウィーランドは=甲子園球場(撮影・吉澤良太)

2回、阪神・大和を二ゴロ併殺に仕留めたDeNA・ウィーランドは=甲子園球場(撮影・吉澤良太)【拡大】

 (セ・クライマックスシリーズ・ファーストステージ第3戦、阪神1-6DeNA、DeNA2勝1敗、17日、甲子園)一回がすべてだった。DeNA打線は、鋭くたたきつける打球を連発。粘った末に四球も選んだ。一発だのみではなく、集中力のある攻撃をみせた。逆に阪神には、能見が1失点した時点で交代させるくらいの準備が、必要だった。

 なによりDeNAは、3戦トータルで考えて勝ち上がる戦いをした。阪神がメッセンジャーを立ててくる初戦を落としたとしても、2、3戦目に今永、ウィーランドと、相手の嫌がる先発を用意していた。これにより、逆転でのファーストステージ突破という「勢い」をつけ、さらにファイナルステージでも石田、浜口の先発2枚を送り出せる「余力」を残した。

 広島に1勝分のアドバンテージがなければ、DeNAが勝つ-。現状はそういう力関係にある。いずれにしても、し烈なシリーズになるだろう。

 実は広島のリーグ優勝直前、緒方監督に「今季、最も印象深い試合は?」と質問した。私は“勝ち試合の中で”というつもりで聞いたのだが、答えは「横浜スタジアムでの3戦連続サヨナラ負け(8月22、23、24日)です」だった。広島にとってDeNAは、それほど怖い相手であることも、付け加えておきたい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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