【セ6球団の「清宮評」】
早実・清宮幸太郎内野手(3年)が22日、東京都内で記者会見し、プロ志望を表明した。
★広島、広陵・中村も高評価
広島・松田オーナーは清宮のプロ表明について「素晴らしい選手だし、野球界にとって大変良いこと」と歓迎した。しかし、球団は地元の広島出身で、今夏の甲子園で1大会個人最多記録となる6本塁打を放った強打の捕手、中村(広陵高)を高く評価。ドラフトではできる限り競合を避け、独自路線を貫いてきたとあり、最速156キロ右腕の鈴木(ヤマハ)や社会人屈指の左腕、田嶋(JR東日本)らも1位候補に挙げている。
★阪神球団社長「ぜひとも」 外れ1位は左投手
阪神は四藤球団社長が「1位で指名させてもらおうかと思っています。ぜひとも」と清宮の1位指名を公表。外れ1位対策として、左投手が補強ポイント。清宮をくじで外した場合は即戦力投手を狙う方針だ。社会人NO.1左腕、田嶋(JR東日本)は1位で消えている可能性が高いため、左腕の斉藤(明大)と高橋(亜大)らをマーク。右腕では鍬原(中大)に注目している。