ナインとハイタッチする阪神・金本監督=ナゴヤドーム(撮影・山田喜貴)【拡大】
(セ・リーグ、中日2-3阪神=延長十一回、20回戦、阪神12勝8敗、20日、ナゴヤD)2015年に中日から阪神に加入した森越が延長十一回に移籍後初安打を放った。先頭で打席に入り、岩瀬の初球を左前に運ぶと鳥谷の適時打で勝ち越しのホームを踏んだ。古巣から放った記念の一打が勝利につながり「打撃コーチといっぱい練習したので、その人たちのためにという思いもあった」と白い歯を見せた。
守備を持ち味とする内野手の安打に、金本監督は「いい当たりのヒット。地道にやっている成果では」とたたえた。
阪神・片岡打撃コーチ(好調の鳥谷に)「一気に状態が上がっている。2000安打もモチベーションになっているのでは」
阪神・香田投手コーチ(能見に)「走者を出しながら粘った。彼の仕事は十分にやってくれた」
上本(先制適時打に)「俊介が好機をつくってくれたので、どんな形でもかえすことだけを考えていた」