2017.8.4 22:13

米田哲也氏、中日・岩瀬に記録並ばれ「僕らの時代とは単純には比べられない」

米田哲也氏、中日・岩瀬に記録並ばれ「僕らの時代とは単純には比べられない」

九回、力投する中日・岩瀬、プロ通算949試合登板でタイ記録=東京ドーム(撮影・小倉元司)

九回、力投する中日・岩瀬、プロ通算949試合登板でタイ記録=東京ドーム(撮影・小倉元司)【拡大】

 中日の岩瀬仁紀投手が4日、東京ドームで行われた巨人戦の九回途中から6番手で投げ、阪急(現オリックス)などでプレーした米田哲也氏が持つプロ野球最多登板記録949試合に並んだ。現役最年長の42歳、岩瀬は新人だった1999年4月2日の広島戦(ナゴヤドーム)に初登板。プロ19年目の今季はこの日が45戦目の登板だった。

 岩瀬は1年目から15年連続で50試合以上に投げた。2010年は名球会入りの条件となる通算250セーブを達成した。15年は左肘故障で登板なしに終わったが、昨季復帰して15試合に登板。今シーズンは5月から6月にかけて16戦連続無失点と復活し、6月のセ・リーグ月間MVPを受賞した。

 6月の巨人戦では3年ぶりにセーブを挙げ、セ・リーグの最年長セーブ記録を更新して自身の持つプロ野球記録を403に伸ばした。7月の広島戦ではリーグ単独最多の945試合登板も達成した。

岩瀬仁紀投手の話「自分ではぴんとこないけど、よくここまで投げられたなと思う。去年、おととしとあまり投げられなかったのを考えると、喜びもひとしおです」

楽天・星野仙一球団副会長(元中日監督)の話「1年目からフル稼働で無理をやらせたこともあったが、あいつは壊れなかった。無事これ名馬。長期にわたってこの世界でやってきたのはすごいことだ」

米田哲也氏の話「昔は中継ぎだけ、抑えだけという投手はいなかった。セーブという制度もなかった。だから登板数に限らず、僕らの時代とは単純には比べられないのではないかな。(岩瀬投手の記録達成も)時代の流れを感じますね」

山田久志氏(元中日監督)の話「阪急で米田さんとプレーしたが、誰も破れない記録と言われていた。大したものだ。足腰が人並み以上に強かったから毎年、試合数を投げられたと思う。真面目過ぎるくらい真面目。今年はセットアッパーとして生きる道を見つけたし、驚かされるばかりだな」

谷繁元信氏(前中日監督)の話「どんな状態でも同じリズムで準備し、試合に入る。根気のいる作業を淡々とこなせる継続力が最大の能力だと思う。相手をどう抑えるかという探求心も優れている。だから再び輝ける。1000試合を目指し、誰も届かない領域まで登板を伸ばしてほしい」

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  • 9回途中から登板した中日・岩瀬=東京ドーム(撮影・吉澤良太)
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